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大阪咲洲R&D国際交流センター A・B棟

“咲洲の風” を楽しみ、“咲洲の風” が心地よく感じられる “NISHIOの杜”

 大阪ベイエリアに位置する咲洲に建設された本施設群は、2025年開催の大阪・関西万博に向け、西尾レントオール株式会社のシェアリング・ソリューションを進化させる技術開発や実証実験を行う研究開発施設である。

 既存の法面を活かしながら、緑のバンク(土手)を形成し、その立体的な緑の修景によって周辺の緑とのつながりを創り出すダイナミックなランドスケープデザイン“ Green Wave” を描いている。

 常に微風がそよぐ環境下であったため植栽は群植とし、群として風に耐え育む植栽基盤を整え、個性ある樹姿や季節感のある花木、また、その多様な樹種構成によって、年月の経過とともに“地域の杜”となることを目指している。

 海に近いという立地特性を活かしたデザインにより、この土地らしい風景創出を行うことで、咲洲コスモスクエア地区の都市魅力を高める環境形成に貢献し、企業の魅力発信につながっている。

住 所:A棟 大阪市住之江区南港北1丁目-12-75/B棟 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目-11-55
規 模:A棟 約7,615㎡/B棟 約20,105㎡
竣 工:2023年3月
事業主:西尾レントオール,伊藤忠商事
協 働: IAOプランニング&デザイン,SHELF,近畿日本コンサルタント,大林組